人も暑いと感じる毎日ですが、内燃機関である
自動車もっと暑さをダイレクトに受けます。
ドライブ前の冷却水のレベルチェック・エンジンオイルの
レベルチェックと汚れチェック・ブレーキオイルの汚れと
レベルチェックは三種の神器として日常点検をお忘れなく。


さて今回は、定番であるM272エンジンのオイル漏れ修理の
ご報告です。 今回はカムマグネット周辺からのオイル漏れと
カムシャフトセンサー周辺からのオイル漏れの修理
そして、これまた定番ですが、オイルフィルターケースと
オイルクーラーガスケットからのオイル漏れも同時に整備と
なりました。


オイルクーラーはその名の通り熱くなったエンジンオイルを
冷却水により冷やす役目を負いますが、ガスケットが劣化し
オイル漏れが進むと、冷却水がエンジンオイルルートに浸水する
自体を起こしかねなく、そうなると取り返しがつかない事となりますので
早めの交換対策が必要です。

カムアジャスターはガスケットのみの交換も可能ですが、部品代
自体が数千円と比較的メルセデス部品としては安い方ですのでガスケット
のみの差額を考慮すると本体交換がお薦めです。
カムセンサーは部品自体が高額で有るため、ガスケットのみを新品に
交換させて頂きました。
このカムアジャスターとカムセンサー周りのオイル漏れはエンジン
ハーネスを伝って漏れたオイルがエンジンコンピューター内に進入し
コンピューターを壊す事が有ります。 メーカーも対策用ハーネスを
追加販売しているほどですが、今回のお客様の車両エンジンユニットには
対策ハーネスは部品登録されておらず、ディーラー推奨となっておりました。
その差はナンなのか? 少し疑問ですね、、、、、、、
ともあれ、ハーネス内部にオイルリークが浸透しておりませんでしたので
今回は、ハーネスはそのままといたしました。
同時にエンジンオイルとオイルフィルターを交換して無事整備完了です。
今回のオイル漏れは日常点検時に、ボンネットを開けてエンジンカバー
フロント部分を取り外せば簡単にチェック出来ますので、オイル漏れや
オイルの付着を確認した場合は早期に修理をお薦め致します。
オートソリューションズでした。
弊社は完全予約制入庫とさせて頂いております。
お電話やメールでの修理にかんするアドバイスやご質問は
ご遠慮下さい。