梅雨が明けると、猛暑到来と予想される
本年ですが、熱中症におきお付け下さい。
さて今回は、弊社でも何回も修理交換を
行わせて頂いております。
メルセデスベンツおなじみの、フロント
足周りからの異音修理をお伝え致します。
記事自体に目新しさが無い?
確かにそうです。 過去の弊社のブログでも
Sクラス・Eクラス・Cクラスなどのフロント足周りの
異音修理に関してご報告させて頂いております。
今回は、何がちがうか?
それは、その異音の大きさです。 これまでの
異音と言えば、右からか?左からか?複雑に
組合わさっている足周りのどこの部分からの異音か
を判定するのにそれなりに時間を要すのです。
それは異音が発生するタイミングが常時で無いこと
や音事態がとても小さい事などがあげられます。
しかーーーし今回は、私の経験上でもこんな音初めて
聞いたと感じるほどの激音です。
文字で例えると、ハンドルを切るたび、走行中から停車する
寸前、前進から後進への切り替え時に
”ギィーギィー””ギューギューギュー”と運転中などは
周りの人が振り返る程の異音です。
これが遮音性の良い室内で窓を閉め切っていての走行中は
全く室内には聞こえません。 さすがメルセデスです。
お客様もまるでお気づきになっていなかったようです。
フロントフェンダーを上から手で押させて揺らすだけで
”ギューギュー”と音がする程の状態は初めてです。
通常の足周りの部品交換で完治できるのか心配になるほどです。
ステアリングシャフトやパワステポンプ、サスペンション自体
が壊れている恐れも、、、、、と心配になるほどです。

早速点検を開始、程なくフロントロアアームのブーツ破れと
テンションロッドフロント側ブッシュが裂けて前後に動いて
擦れて音が発生しているを確認出来ました。
主に右側が酷い状況ですが、左側も異音が出ています。
それ以外の懸念された部品は、正常でした。 ほっ

早速足周りを分解して、交換をして行きます。
一部圧入作業が必要な箇所がありますので慎重に作業を
進めます。
ネットでは純正部品の定価の7割〜8割引きの社外部品が
出回っていますが、弊社では昔からそれらの部品は使いません。
安全に直結する足周りの部品ですからどこで製造された部品か
わからないし安全性にも疑問が残ります。
ましてやメルセデスベンツの独特の乗り心地や、ハンドル操作性
などの魅力が100%保たれるのかも疑問です。(これが一番重要)

時間をかけてゆっくり丁寧に仕上げて行きます。
なので弊社では、お車のお預かり期間は少々長めです。
予めご了解下さい。
そして完成後、ロードテストを行い、完全に異音が無くなっているを
確認出来ました。
この修理は、メルセデスベンツモデル全般に共通で発生する
消耗部品の交換作業です。 早めに気づくためにも窓を開けて
運転する事も時には必要ですね。
弊社は完全ご予約でのご入庫とさせて頂いております。
お電話にてご予約をお願い致します。
予約無しでのご入庫、お預かりは致しかねます。
予めご了解下さいませ。
オートソリューションズ http://autosolutions.jp