2022年06月21日

メルセデスベンツフロント足周りよりの異音修理

 こんにちは、梅雨に入りましたね。
 梅雨が明けると、猛暑到来と予想される
本年ですが、熱中症におきお付け下さい。

 さて今回は、弊社でも何回も修理交換を
行わせて頂いております。
 メルセデスベンツおなじみの、フロント
足周りからの異音修理をお伝え致します。

 記事自体に目新しさが無い?
 確かにそうです。 過去の弊社のブログでも
Sクラス・Eクラス・Cクラスなどのフロント足周りの
異音修理に関してご報告させて頂いております。

 今回は、何がちがうか?
 それは、その異音の大きさです。 これまでの
異音と言えば、右からか?左からか?複雑に
組合わさっている足周りのどこの部分からの異音か
を判定するのにそれなりに時間を要すのです。
 それは異音が発生するタイミングが常時で無いこと
や音事態がとても小さい事などがあげられます。

 しかーーーし今回は、私の経験上でもこんな音初めて
聞いたと感じるほどの激音です。
 文字で例えると、ハンドルを切るたび、走行中から停車する
寸前、前進から後進への切り替え時に
 ”ギィーギィー””ギューギューギュー”と運転中などは
周りの人が振り返る程の異音です。
 これが遮音性の良い室内で窓を閉め切っていての走行中は
全く室内には聞こえません。 さすがメルセデスです。
 お客様もまるでお気づきになっていなかったようです。
 フロントフェンダーを上から手で押させて揺らすだけで
”ギューギュー”と音がする程の状態は初めてです。
 通常の足周りの部品交換で完治できるのか心配になるほどです。
 ステアリングシャフトやパワステポンプ、サスペンション自体
が壊れている恐れも、、、、、と心配になるほどです。


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 早速点検を開始、程なくフロントロアアームのブーツ破れと
テンションロッドフロント側ブッシュが裂けて前後に動いて
擦れて音が発生しているを確認出来ました。
 主に右側が酷い状況ですが、左側も異音が出ています。
 それ以外の懸念された部品は、正常でした。 ほっ


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 早速足周りを分解して、交換をして行きます。
 一部圧入作業が必要な箇所がありますので慎重に作業を
進めます。 
 ネットでは純正部品の定価の7割〜8割引きの社外部品が
出回っていますが、弊社では昔からそれらの部品は使いません。
 安全に直結する足周りの部品ですからどこで製造された部品か
わからないし安全性にも疑問が残ります。
 ましてやメルセデスベンツの独特の乗り心地や、ハンドル操作性
などの魅力が100%保たれるのかも疑問です。(これが一番重要)


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 時間をかけてゆっくり丁寧に仕上げて行きます。
 なので弊社では、お車のお預かり期間は少々長めです。
 予めご了解下さい。

 そして完成後、ロードテストを行い、完全に異音が無くなっているを
確認出来ました。

 この修理は、メルセデスベンツモデル全般に共通で発生する
消耗部品の交換作業です。 早めに気づくためにも窓を開けて
運転する事も時には必要ですね。

 弊社は完全ご予約でのご入庫とさせて頂いております。
 お電話にてご予約をお願い致します。
 予約無しでのご入庫、お預かりは致しかねます。
 予めご了解下さいませ。


 オートソリューションズ http://autosolutions.jp
posted by オートソリューションズ at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ在庫情報

2022年06月16日

シトロエンC3シャインご成約有り難うございます。

 京都市のI様にこの度シトロエンC3を
ご成約頂きました。
 I様は、他にもBMW535iツーリングも
ご所有されており今回は、セカンドカーでの
ご購入との事でした。
 数ある中古車販売店から弊社をご選択頂き
本当に有り難うございます。


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 今後ともメンテナンス等におきました
末永いお付き合いをさせて頂きたく存じます。

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 ご購入頂き本当に有り難うございました。

 オートソリューションズ
posted by オートソリューションズ at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ在庫情報

2022年06月11日

W204 ESPの不具合を修理

 お久しぶりでございます。
 やっとコロナ禍も出口が見えてきたような、そうでないような
今日この頃ではございますが、皆様におきまして如何お過ごしで
しょうか?

 本日は、メルセデスベンツW204型にて発生した不具合をご紹介
させて頂きます。
 ある日お客様より走行中に突然メーターパネルの警告灯がほぼ
全灯してハンドルが重くなり、メーター速度が0キロのまま動かなくり
怖くなって、今路肩に停車してますとのお電話頂きました。
 インフォーメーション表示部には、”ABS故障”・”ESP故障”・”スピードリミッター故障”
”クルーズコントロール故障”のメッセージが交互に表示されているとの事です。
 レッカーにて引き取りを考えましたが、その前にエンジンを一旦切ってもらい
しばらく時間をおいてもらうことを提案させて頂きました。
 その間私は、お客様とこれまでの経緯や、普段と調子が明らかに違った
事、何かの前兆がなかったか聞き取り行わせて頂き、20分ぐらいが経過したので
もう一度エンジンを始動してもらうと、嘘のようにさっきまでの警告メッセージは
消えて通常始動が出来ました。
 しかし、何かが壊れているのは明らかなので後日御入庫頂きました。


w204.JPG


 ショートテスト車両診断を実施、フォルトコードは山のように排出されてきます。
 こうなるとエラーコードに従い、一つ一つ診断点検を行なっていくしかありません。
 この時点では、フォルトコードはあるものの症状が出ていないのでかなり
厄介です。


w2041.JPG

 
 そして、ABSユニットのデーターに不具合があることが判明しました。
 不具合が起きているのは、横滑り装置の"ESP"ユニットモジュールです。
 ESPが壊れると、ハンドルが重くなり、スピードセンサーの情報も消えてしまうので
不具合が発生した時の症状そのものが全て当てはまります。
 完全には壊れていませんが、完全に正常に作動してる訳でもなく、走行上とても
重要な装置だけに交換修理となりました。
 部品単体の現在での価格は、16万円強ほど致します。(工賃別途)
 もちろんモジュール交換なので、交換後のコーディングも必要になります。
 無事完治することが出来ました。

 弊社は、完全予約制、お車お預かり制となっております。
ご予約無しでのご入庫、並びに当日修理実施等は行なっておりません
予めご了承下さいませ。 お電話でのご相談お見積り等も一切行なって
おりません。

 オートソリューションズ
posted by オートソリューションズ at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ在庫情報