2021年04月24日

w204前期フロントフォグランプ球交換はとても簡単です。

W204のフロントフォグランプ球が切れた場合の交換方法です。
一見どうやって変えるの?と思ってしまいますよね。
フロントタイヤハウス内のカバーを脱着して交換?
いえいえそれはあまりにも遠回りで時間とクリップ代の無駄です。


fog2.jpg


フォグランプカバートリムをじっくりと見て下さい。
同色の小さなトルクスが刺さっているのが見えます。
写真の白○の3カ所をゆるめて下さい。
するとトリムカバーが自然と外れます。


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右側の隙間から手をいれてフォグランプソケットの白い樹脂部分を
つまんで半時計回りにすこしだけ回します。
経年固着を起こしている場合があるのでシリコンスプレーなどで
すべりを良くしてやれば簡単に回ります。


w204fog1.jpg


ソケットがはずれればあとは、切れた球を抜いて新しいフォグ球を
挿入して下さい。 ちなみに前期型のW204はH7ハロゲン球でした。

フォグソケットには3つの出っ張り(ストッパー)が付いてますので
また右側の隙間から手をいれてソケットを合わせて時計回りに回します。
ソケットがしっかりと装着されていることを確認して下さい。


IMG_20210423_124636.jpg


あとはフォグランプトリム周りの汚れを綺麗に掃除して装着すれば
完成です。

トルクスドライバーがいりますのでお間違いなく。
トルクスとはいじり防止ネジの事です。 星形のネジで今回はそれの
一番小さなサイズが必要でした。 これは必須です。


オートソリューションズでした。
posted by オートソリューションズ at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ在庫情報

98B111 メルセデスベンツCクラスドアロック故障修理を実施致しました。

 運転席側のドアロックが施錠動作が出来なくなったとの事で
早速ご入庫頂きました。
 テスター診断を実施するとコード98B111ドアロックに関する
故障診断結果が吸い上げれてきました。
 メルセデスベンツのドアロックシステムはいくつかのモジュール
を経由してロック本体へ信号が送られます。
 車両コンピューターやドアロックモジュールの故障であると部品
代金は高額となります。
 信号をたよりに各部を入念にチェックしていきます。
 その結果、運転席のドアロックが本体が故障している可能性が
高い事が判明!!
 ただ、このドアロックの交換はとても複雑な作業が必要で時間も
たっぷりとかかります。
 メルセデスはドアロック本体が故障はしない前提で製造しているのか?
と思うほどです。
 ドア内張を外して、ドアインナーベースパネル全体を取り外し一番奥に
鎮座するドアロックを交換しなければいけません。
 ドアインナーベースパネルはドア周りの様々な裏方部品が固定してあります。
パソコンで言うところのマザーボード的存在です。
 それだけに脱着は非常に神経を使います。
 ドアインナーベースパネルはリベット止めっていうのも関門の一つですね。
 写真は新品のドアロックと交換時に必要となるガードとリベットです。

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 交換後、正常にロックが作動するようになりました。
 高額なモジュールなどのトラブルでなくて良かったですね。


 オートソリューションズでした。
posted by オートソリューションズ at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ在庫情報