皆様は如何お過ごしでございますでしょう?

さて今回は、アウディの2.0エンジン定番の故障
サーモスタットの作動不良の修理についてです。
サーモスタットとは、エンジンの冷却水を制御する
為に必要不可欠な部品です。
エンジンの温度や水温に連動して冷却水の流れを
コントロールします。
なぜかこのアウディの2.OTのエンジンはQ5に限らず
A3やA4でもよくこの部品が壊れます。
同じエンジンを搭載しているのであたりまではありますが、
昨年も2台修理を行いました。
症状は、エンジン始動時から15分〜30分位は通常に走行
できるのですが、時間が経過すると水温系がみるみる上がって
行き、メーターに警告メッセージが表示されます。
今回は、サーモスタットの開きが悪くエンジンがオーバーヒート
するタイプの故障です。 この逆版もあります。


アウディの部品供給では、サーモスタットとウォーターポンプが
合体しており別々に部品は供給されませんので部品代が高額に
なります。 そうですウォーターポンプの交換なので結構な
領域までばらして行かなくてはならず、工賃もそこそこかかります。


社外品のウォーターポンプも多くありますが、信頼度が今一なので
今回は純正で交換となりました。
京都府のO様、この度はご依頼を頂き有り難うございました。
オートソリューション